無料の回路シミュレータ、LTspiceをインストール
SPICEは1970年代に開発されたフリーウェアの回路シミュレータ。その後、各企業により独自の開発が進められて、今では数多くのSpiceソフトウェアが存在している。今回は、アナログ・デバイセズ社が無償で公開しているLTspiceを使って回路シミュレーションをやってみたいと思う。LTspiceはインストールが簡単で使い方も簡単なので、人気のあるSPICEソフトウェアのひとつ。
何回かに分けて記事を書こうと思っているので、まずはソフトウェアのインストールから。 今回インスト―ルする環境はWindows10。
Analog Devicesのページからインストーラーをダウンロード
まずは以下のページからインストーラーをダウンロードする。https://www.analog.com/jp/design-center/design-tools-and-calculators/ltspice-simulator.html#
今回はWindows10で使用するので、以下を選択してクリック。
すると、以下の「LTspiceXVII.exe」ファイルがダウンロードできる。
LTspiceをインストール
ダウンロードした「LTspiceXVII.exe」をダブルクリックしてインストーラーを開く。するとライセンス文が立ち上がるので、ざっと目を通して「Accept」をクリックする。すると、インストール先を選択できるので、特にこだわりがなければデフォルトまま「Install Now」をクリックすれば、インストールが始まる。
無事にインストールできると、以下のダイアログが立ち上がるので「OK」をクリック。
このあと、自動的にLTspiceの初期化ステップのようなものが立ち上がりややPCが重くなることがあるが、しばらく待っていれば初期化は終わる。
初期化が終了すると、以下のようにLTspiceが立ち上がる。
次回から、簡単な回路を入力してシミュレーションを行ってみたいと思う。
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