[部品] 製造業における2次元コード(QRコード、DataMatrixなど)の使われ方と種類

二次元コードは製造業でも使われる

白と黒のパターンで表される二次元コード。2Dコード、二次元バーコード、2Dバーコードなどとも呼ばれる。(バーは「棒」を意味するので、二次元バーコード、2Dバーコードという呼び方はあまり正しくないかもしれないが…)

日本人が一番なじみ深い二次元コードといえば、QRコードではないだろうか。日本の大手自動車部品メーカーであるデンソーが開発したということもあり、QRコードは広く使われている。
QRコード

広告やチラシ、お菓子の包装などのQRコードをスマートフォンで読み取り、WebサイトのURLにアクセスするという使い方がもっとも一般的だと思うが、実は製造業の現場でも二次元コードはよく使われている。

製造業では製造情報のトレーサビリティのために使用

製造業では、製造した基板や部品(または部品を詰める箱)に二次元コードを印刷し、製造ロットや製造場所の情報を読み取れるようにするケースがある。

画像引用元:トレーサビリティ | IDEC AUTO-ID SOLUTIONS株式会社


なぜそのようなことをするかというと、出荷した基板や部品について出荷先からクレームや問い合わせが来た場合や、出荷後の部品の情報を知りたい場合、二次元コードにより部品情報の確認が容易になるためである。

流通の現場では、部品情報の追跡のしやすさをトレーサビリティ(追跡可能性)と呼ぶことが多く、上記のように出荷後でもトレーサビリティを確保するために二次元コードは使用されている。

二次元バーコードは小さい面積で多くの情報を詰め込むことができるため、基板や部品に直接文字を印刷するよりも省スペースのため、今では多くの部品メーカーや基板メーカーで採用されている。


よく使われる二次元コード

よく使われる二次元コードとしては、冒頭で触れたQRコードの他に、DataMatrixと呼ばれる二次元コードもあり、プリント基板や電子部品でこの2つのコードが多く使用されている。私の経験では、アメリカや中国の大手メーカーはDataMatrixを使っているケースが多いように感じる。一方で、日本のメーカーではQRコードを使っていることも多い。

DataMatrix
参考文献によると液晶業界ではVeriCodeという二次元コードも利用されているらしいが、私はあまり見かけたことは無く、QRコードとDataMatrixよりマイナーな印象がある。

二次元コードを読み取る方法は?

プリント基板や部品を使って製品を設計する際に、部品のトレーサビリティ情報を読み取りたいこともある。スマートフォンやPCで二次元コードを読み取る方法については別途記事を書いて、ソフトウェアなど紹介したいと思う。

参考文献

2次元コードの使用例 | バーコード講座 | キーエンス


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