【設計ツール】FreeCADでざっと検図するにあたって覚えておきたい最低限の操作

サクッと使える3D CADソフトFreeCADで検図したいときの最低限の操作をまとめる

以前こちらの記事で書いたが、自分で3D図面を作図するわけではないけど、もらったファイルで形状や寸法などをざっと確認したい、というときに最低限知っておきたい操作を以下にまとめてみた。なお、画像で表示している3DモデルはFreeCADにデフォルトで入っているサンプルファイルである。

よく使う操作の一覧

ファイルを開く

自分で作図するときは新規作成すると思うが、検図の場合は既存のファイルを開くケースが多いと思う。ファイルを開くには、FreeCADを起動し、左上のメニューバーから「ファイル」→「開く」をクリックして開きたいファイルを選択する。

視点の平面移動

マウスのホイールボタン(マウス中央のクルクル回るボタン)を押しながらマウスを動かすことで、視点を平面に動かすことができる。

視点の拡大、縮小

マウスのホイールボタンを上に回すと視点を拡大して、下に回すと縮小する。

オブジェクトの回転

マウスのホイールボタンを押したまま、左ボタンまたは右ボタンをドラッグ(押しっぱなし)でマウスを動かすとオブジェクトを回転させることができる。
また、右上のサイコロのような表示の各ボタンを押すと、45度/90度ずつオブジェクトを回転させることができるので、特定の向きから確認したいときは便利。

オブジェクトの一部(内部)を非表示にする

左のコンボビューの「モデル」から、非表示にしたい部分を選択して、下の「表示」の「Visibility」を「false」にすることで非表示にできる。なお、表示したいときはここを「true」にする。私はこの方法でやっているが、もう少し簡単なやり方があるのかも?

寸法(距離)を測る

ツールバーから定規のアイコンをクリックして、寸法を測りたい2点をクリックすると、下の画像のように寸法が表示される。
もっと便利な機能も色々とあるとは思うが、ひとまずこのあたりを抑えれば3D図面の形状の確認は最低限できると思う。今後も便利な機能を見つけたら内容追記していきたいが、あまりたくさん書いても煩雑になるので大事な操作のみ吟味してまとめていきたい。

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